教えてもらっても成長しない、そう感じる人へ~人の認識差のせい?~

日記

最近、歌を歌うことに少し抵抗のようなものがなくなってきているように感じている今日この頃。歌のレッスンを始めてから早1年がたつようになりました。

そんな中、ようやく高音も少しずつ出てくるようになり、少し浮かれぎみな私。ボイストレーニング以外にも歌う機会を作って、ヒトカラをすることも多々増えましたね。

今回はそんな、少し成長が見えた歌い方を学んだ時に気づいたことをまとめました。思いがけないところで、何かを学べた、というものですので、皆さんも良ければ何かを知っていただければ嬉しいです!

ことの始まりは「なりたい」意識

私が歌を学びたいのはなぜか、ズバリ人前で歌い、人を感動させるなんて素敵なこと、自分もやってみたい!なんてことからでした。

だって、歌が上手いだけでも素敵じゃないですか。友達のなかにも上手い人は何人もいます。その人は皆、輝いて見えるんですよ!これは上手くなりたいと思いましたね。

それに、歌うということは楽しいものです。なにかこう、エネルギーを伝えるということが非常に楽しい。(ただのストレス発散かもしれませんが…)

今は楽しい!と思えてますが、はじめの頃は、皆の前で歌うことも、ヒトカラに行って歌うことも、どちらも恥ずかしく「ドアの向こうにどんだけ声が聞こえてるんだろう」なんて気にすることがしょっちゅうありました。

唯一回りを気にせず歌えたときは、酔った時でしょうか…でも一人で音楽を聞いている時は、思わず口ずさんでしまう。特に風呂に入っているときなんかはますます上機嫌でした。シャワーを流している間なんか、声量気にせず歌ってしまうくらい。

そんな人に聞かれてなければ楽しめる程度の歌でしたが、今では少し成長して、ヒトカラでは回りに気にせず歌えることになりました。

人によっては「なんだ、その程度か」と思う人もいるかもしれませんが、これが結構大事なんです。だって、恥ずかしい…から、楽しい!に変わったんですから、これは心が喜んでいることです!私も我ながら嬉しく思います。

でもこの成長に至るまでには、一年間のトレーニングをやってきて、ここ半年でやっと感じているのです。

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教えられても伸びない理由

人前で歌うことも、ヒトカラで回りを気にせず歌えるようになることも、この一年間でかなり解決しつつあります。

始めは音を合わせることも、恥ずかしく、外れるのでないかと慎重になって、ひたすら音のことだけ考えていました。

何がそんなに慎重になったのか、良くなったのか、一番大事なことは「自分を信じること」でした。え、ありきたり…って思う方もいるかもしれませんが、本当に大切なことなんです。今だからこそ、思います。でもこの自信の話はまた後日…

今回で成長したきっかけは、歌うときに使う場所の違いが分かったことが何より大きなことでした。

何はともあれ歌う練習は必要!

講師との認識の差と成長

まずは何よりもちろん、「歌い方」が大切。これまで私は、喉で声を出す、いわゆる喉声の発声をしていました。だからこそ、喉を痛めやすく、かつその歌声は聞き苦しくなってしまう。

録音した自分の声を聞いたとき、「聞いていて疲れる声だな」と思ったら、要注意。特に高音になるにつれて力みのある声になっている場合は、文字通り、どこかに力が入った歌い方になっているので、その力が入っている場所がどこかを自分で確認するのは効果的かもしれません。

トレーニングを始めて半年たったある時、あまり成長していない私に、講師がこう言っていました。「喉、喉の奥、口、口の奥、鼻、鼻の奥、鼻の裏、それぞれの位置を説明して?」と。

私がそれぞれの場所を答えたあと、講師の方はやっぱり、という顔をして「鼻の裏ってここ?口の奥ってここでいい?」と確認してきました。

私は分からず「え、そうじゃないんですか?!」と声をあげました。そこで講師はこうおっしゃったんです。「じゃあ僕が言っていた”口の奥”は、あなたの”鼻の裏”ですね笑」

そうなんです。講師の言っていた部分は、実は自分で思っていた場所と別の位置だったのです。基本的に人のからだの位置は生体辞書などあれば認識にずれは少ないと思われますが、そんな専門知識がない私には、こんな認識のずれがあったのです。

成長の喜びと他への影響

ピアノの一音一音とれる苦労はまだまだこれから…

こうして認識を合わせられた私は、講師の方の言葉がヒットしていき、少しずつ直していけるようになったのです!

今思えば何で気付かなかったんだろう、何で質問しなかったんだろう、と少し後悔する時もありました。でも今は、この経験のお陰で感覚の場所などをしっかり聞くことを覚え、より具体的に体に意識を向けることができました。

この経験、実は役者としても必要なスキルなのではと、一人思っていました。だって、体の中の気持ちを知るためには、自分の中身を良く観察する必要がある。つまりは指導者からの指摘箇所が本当に認識できているか、それが分かれば、より相手に添って、かつ自分自身も意図的に調整できるのではないかと思うのです。

歌い方と演じ方。一見違うように見えて、どちらも表現、発声、滑舌など、意外と共通することが多いのです。

共通点はこの2つ以外にもいろんな場面で生かせるでしょう。一見違うことでも、何かしらで繋がっているのです。そう思うと、ひとつのことが行き詰まったときは、リフレッシュして別のことに夢中になっても、案外良いきっかけになるかもしれませんね。

まとめ|成長しない時は見方を変えてみよう

今回は、歌い方として、その動かす場所の言い方は、人によって変わること、さらにはその認識が直れば正しく修正ができはじめる、ということを実体験を踏まえて紹介させていただきました。

こういった、相手が思っていることが自分と同じことのように思えるが実は違う、ということは日常生活の様々なところで出てくることです。

例えば、会社内での部下との意志疎通のすれ違い、友達との待ち合わせ場所のすれ違いなど。

相手に大切なことを伝えるとき、伝わっているか不安なときは相手の意見も聞いて、確認することは非常に重要かもしれません。

皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

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