皆さんこんにちは!最近ヒトカラ(1人カラオケ)に行きすぎて、店員さんに顔パスされるほどになった私です。歌で覚えられるようになりたいもの…あ、いい印象でね。
さて、今回は私が音楽に関わってきたところで、何も音痴が直せなかったというなんともネガティブなことについてお話しします。
音痴ってつらいですよね。そんな苦悩が、実体験として解決に繋がる記事となるように、その一部始終をご紹介します。
私、音痴って…
自分が音痴だと思い始めたのは、中学校に入ってからです。小学校の頃までは、歌っていても楽しかったので、自分が音痴かどうかなんて、気にする人もいませんでした。音痴だという指摘を受けるのは、兄弟ぐらいしかいませんでしたし、特に気にせず、そのまま生活を過ごしておりました。
そして中学校に入った時、その時はきました。中学校での初めての音楽の授業。みんなと声を合わせて歌うということが多々ありました。私は、そこで気がついたのです。
「あれ?自分、音外れてね?」
地獄の音楽の時間
そこからの音楽の授業は、本当に地獄でした。毎回歌うたびに音が外れる自分。そしてそれに気づいてしまい、自分の周りからの視線を気にする自分。その恥ずかしさから、いつしか口パクをするようになりました。
でもある時、同級生の歌うまガールが堂々と歌っている姿を見て、歌ができない自分にムカつくようになりました。突然ですよね、多感な時期だからでしょうか笑
上手くなるために
そして、なんとか音楽の授業で音程を覚えようと思い、それから、大体の音程を合わせられるようになったのは中学2年生になってからのことでした。それまでは、かなり練習して音痴を直そうと、家で毎朝ドレミファソラシドをリコーダーで吹きながら、音を合わせていたのを覚えています。
音が大体合うようになってきたのは中学3年生の時。この間までの中学の三年間は合唱コンクールなどというイベントもありました。
それとなく音を合わせて何とか乗り越えてきましたが、まだ何か下手くそ感が抜けず…今度は歌い方が気持ち悪いかもと考えるようになりました。それは初めて携帯を持った、高校生の時でした。
自分の声の気持ち悪さ
高校生になって携帯持った私は、ボイスレコーダーという機能があることに気づきました。カラオケに通うこともほとんどなかった私は、自分の歌声は、外から聞くとどういう声なんだろうと興味を持ち始めました。
初めて自分の声を聞いた時、私は絶望に陥りました。こんなにも気持ち悪い声だったなんて…自分の声を客観的に聞くとこんなに高い声、腑抜けた声だったのか!こんなに気持ち悪い声だったのか!と衝撃を受けました。
このことを友人に話すと、友人も同じような事を思っていたようで、自分の声を自分で聞くと、やはり気持ち悪いものなんだと初めて気づきました。
調べてみると、録音した声は、そもそも機械を通して似たような声が作り出されているだけであるため、やはり多少の違いはあるということだそう。ですが、それは普通の人が気付くレベルではないことと、他のみんなに私が録音した声を聞いてもらった時には、いつも通りの声だよ、という意見があったことから、この問題ではないことに気がつきました。
自分の中の音
人間は声を出すと、外だけに声が響いていると思っていましたが、実は自分の声は、骨振動の関係で自分の体内で響いている声も合わせて聞いている、ということをネットで調べたのを覚えています。(携帯ってほんと便利!)
そう、結局自分の声は、自分の中で1度響いてる音を、自分で聞いているので、外に出ている録音した声と違うのは当たり前なのです。ここで自分の声の気持ち悪さは分かりました。
これは自分本来の声だということ、それぞれみんなが個性を持った声になっているということ、そのためこのことはもう気にしないでおこうと、かなり頑張って前向きにとらえた私でしたが、さらに悩みの種がやってきます。それは、大学生になった頃、初めて行ったヒトカラでの出来事です。
歌って疲れ、聞いても疲れる自分の歌声
自分の声は、意外と自分が聞いているものとは違うのだということに気づいた高校生でした。悩みは一旦保留にし、それから大学生になった時、友人とカラオケに行く機会が増えました。
皆さんは、カラオケに行った時には採点機能を使いますか?私の友人も、採点機能をよく使う人で、90点台以上を叩き出すのです。それはそれは素晴らしい歌声の持ち主でしたが、私はと言うと、いつも70、80点台をうろうろ。まあ、音は合ってるよねっという評価を頂いてました…
何で歌う回数は増えているのに、全然上手くならないんだろうと、また悩み始めました。そういえばと、ボイスレコーダーで録った声は、普段の自分の声と違うのだということを思い出した時、歌っている声も取ってみようとカラオケに一人で行った時にボイスレコーダーを使ってみました。
いつも通り音を外さないように気を付け、サビでは盛り上がってノリノリで歌っていたはずの私ですが、終わった後、自分の録音した歌声を聞いて、死にたくなりました。
聞いていて全く楽しくないんです。しかも、なぜか疲れる。聞くだけなのに。
私はこんな歌を披露していたのかと思うと、それから友達と一緒にカラオケを行く時には、できるだけあまり歌わないように注意していました。地獄の時間、復活です。
克服したい歌声
それから、どうしても克服したいと、心の中から本当にそう思った時、カラオケの上手な友人に助けを求めました。でもやはり、いつも頑張って歌ってるよねという事しか得られませんでした。
そう、頑張って歌ってるということから抜け出せなくなったのです。またも解決しない悩みにいらだちを覚えてしまいました。
それからというもの、カラオケに行こうと誘われた時はばかばか行くようにしました。それは、人の歌を聴いてトレーニングすることと、歌わないと治らないということを考えたためでした。
それから私は、上手くない人上手い人の違いがわかるように、歌番組や誰かと行った時には、この人の歌声はなぜこんなに綺麗に聞こえるんだろうとか、なぜ外れているように聞こえるんだろうとか、自分なりに考えるようになりました。
少しの進歩
人の歌を聴くことで、自分の歌にどう反映されるのかは分かりませんが、少しだけ、聞いていて疲れるような声の原因がわかるようになった気がしました。
単純に言うと、歌う時に力を使いすぎているということ。だからといって、力を抜いたまま歌うということをすると、知識のない私は、だらだらだらだら歌を歌うようになり、それこそ楽しくなくなってしまったのです。
ではなぜ力を使って歌ってしまうのか…
気になる方、ごめんなさい、この続きはまた次回に!
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