夜景って綺麗ですね。なんかこう、昔のことを思い出すような、ふっと、悦に浸るような笑。昔の楽しい思い出を考えてしまいますね。
皆さんは、趣味を始めたきっかけって何ですか?集中できるから、楽しいから、友達が入っていたから、、、色々ありますよね。
今回は、そんな趣味のきっかけについて、私が弓道と出会った素敵な経験をご紹介します!
弓道に興味を持たれてる方、これから始めたいなあと思っている方、ぜひ参考にご覧ください。
日本武道、弓道
私が弓道を始めたきっかけは、小学生のとき。兄弟が部活動で袴を着て弓道をしているところを見て、影響を受けました。
まぁ、ありがちなな始め方ですよね。そう、あれは初めて弓を見たあの夏の日の弓道の大会。
みんな暑い中、袴を着ていました。女性は凛とした面持ちで、まるでお寺の巫女さんのような姿。男性は、背筋が伸びて逞しく、かっこいい凛とした姿でした。
そんな中でも一番かっこいいところは、やはり弓を弾いているその姿!そして、矢を放つ瞬間の表情。あの、的を捉え、的に中(あた)っても微動だにしないその表情 は、何事にも動じない、武士の面持ちがありました。武士の顔なんて、みたことないですけど。
それからと言うものの、いつか弓道を習いたいと思い、進学先の部活動(兄弟と同じ学校で、同じ部活、同じ顧問の先生)で弓道を習い始めました。
姿勢の良さ
まず弓道をやってみて一番変わったなと思うのは、姿勢の良さです。
弓道は、腕で弓を引くと思われがちですが(間違ってはありませんが…)、実は背筋を主に使うことが多く、トレーニングをしていくと、自然と背中の筋力が整います。
そして背筋がまっすぐと伸び、上手な人ほど姿勢がピンとなり、その立ち姿、振る舞いだけでも、上手さが分かると言われるほどです。まさに戦国時代の武将ですね!
特に日頃から猫背だったり、スマホ首と言われる方であれば、矯正に良いトレーニングになると思います。ただし、やってるからと言って普段から意識しなければここは治りませんし、ここが治らなければ弓道でも美しいとは言いません(個人的感想)。
弓を引くことで体がきれいに整う、これも非常に素晴らしいことだと思います。
ちなみに弓道部のあるある話ですが、体の軸から弓を引くことができる選手は上手い人が多く、胸筋と背筋のバランスが良くなり、胸板が厚くなったり胸が大きくなったりするそうです。(一説によります、医学的根拠はありません笑)
私の場合は、弓道を始めてから胸筋は身についたと思います。ただし、それなりの弓力(弓の力の強さ。重いほど力が必要)を引く努力が必要です!
集中力
弓道を始めて、次に実感するのは集中力です。これはメジャーな話で、よく聞かれるかもしれませんが、やはり的を射抜く最後の瞬間まで、気を張り詰めるその集中力は、非常に高度なテクニックが必要です。
その集中力に持っていくためにも、それまでの動作の正確さ、そして呼吸が乱れず整ってくることで、リラックスした状態になり、より集中力が高まります。学生の試合であれば数をこなすことも多く、本数を掛けるたびに集中力は徐々に、徐々に無くなっていきます。が、上手い選手になると最初から最後まで気を抜きません。また、その集中力があるために、外した次の一本も修正に集中し中られます。そして、その的中率の高さが最後まで維持されるということ。
こうしたものは、実際にやってみてわかるんですが、なかなか難しいものです。特に、緊張の中だと手足も震えたり、感覚が分からなくなったりします。しかし、これが実に付けば、日頃の勉強や仕事などにもさまざまな応用が利くんです。
集中力というものは無くて困ることはありますが、あって困ることはないので、身に付けるには大変良いトレーニングだと思います。集中できる趣味を探している方は是非オススメです!
また弓道をしていて、道場以外でも気軽にトレーニングができる方法があります。最もおすすめのトレーニングは、ロウソクに火をつけ、真っ暗にし、ただひたすらそのロウソクの火を見続けること。これは私が学生の頃に行っていたトレーニングでしたが、炎のゆらめきを見ているとなぜだか集中することができます。実際に試してみてください。火事には注意!
精神力の強化
最後にオススメな身につく力は精神力です。弓道は早く中てたい、一本でも多く中りたい、と思うたび、その結果は残念なものになることが多いのです。
これは的中させたい、なんとしてでもあと2本届かせたいなどという思いがあると、その思いに体が反応してしまい体が傾いたり変に力んでしまったりと、体に必要以上の力が加わることになります。弓道は、この不要な力を抜くことで力を伝えることができ、的中率が高くなります。
特に試合など、緊張する場面になるとどうしても体が思うようには聞いてくれません。その時に必要なのが、精神力。
的を射抜く前の瞬間まで、ミスをしてはいけない、そういうような思いもあり、人はかなりメンタルが弱いのだなとつくづく思います。私も実際、試合の直前で変に緊張してしまい、練習通りの結果は出せず泣いた時もありました。
中り続ける人の精神状態、また外した次の一本が必ず中る人。同じように精神が安定することで、体もほぐれ、おき付きます!
また言うわよ
いかがでしたか。上記にあげたことは参考例であります。弓道コラム、まだまだ発掘できることも多いので、また良ければご覧ください!
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