皆さん、夏休みはどのように過ごしますか?
海派?それとも山派?過ごし方はいろいろありますが、私は夏休みの宿題を終えた後、実家でゴロゴロしながら、真昼間にスイカを食べるのが一番大好きでした。後は実家のカレーライス。今思うだけでも、食事することに楽しい思い出がいっぱい詰まってます。バーベキューなども楽しいですよね。
今回はそんな私が、四年間を自由に過ごした大学のお話をします。いきなりだ!って、それはもうお約束みたいなものです。人生それぞれありますが、こういう過ごし方もあるんだなと見ていただけると嬉しいです。
飛んで北海道
高校卒業後、私は縁があって北海道の大学に入学することになりました。北海道までは飛行機を乗り継ぐしかありません。文字通り、飛んで、北海道に向かいました。
実は修学旅行で、北海道には足を運んだことがあり、人生の中で一度は住んでみたいなと思っていたのです。いやはや、すぐに実現できるとは…スキーやスノーボードなど、楽しむぜ!と、ワクワクしながら向かったのを覚えています。
実際、春に到着してまず驚いたのが、春なのに雪がある、ということ。そして、桜が咲いていない!ということ。雪があれば桜が咲いていないのは当たり前なんですが…それが一番初めに感じた北海道の常識的な衝撃でした。
大学は、慣れていない土地ということもあり、学生寮で暮らすことにしました。そこの男子寮はとてもユニークな方が多く、始めは馴染める、いや慣れるかどうかが不安でした。でも意外と体は持ちこたえ、徐々に慣れることができ始めました。
1年の秋頃には、もう一つの実家のような、そんな安心感がありました。寮母さんもいて、朝昼晩の寮食。あの時はなんて幸せなことだったんだろうと、一人暮らしのキッチンの前でしみじみと思う今日この頃です。
大学デビューとは…
さて無事大学に入学できた私ですが、大学生と言うと、着る服はほぼ私服。そのためか、ファッションについて考え始める時期になりますよね。そして、派生して出てくるワードは、やはり「大学デビュー」。
これは、高校などでは出来なかった服装が、大学では解禁になり、それから人が変わったかのようにイメージチェンジをする人々のこと。と、勝手に解釈しておりますが、現に、個性を尊重する動きにより、個々の特徴が現れた素晴らしい現象と、私は思います。そんな大学デビューですが、私は何と、今まで染めたことのない頭を、金髪に染めてしまいました。いやー、びっくりするくらい、田舎のガキがちょっとイキリ始めたような、生ぬるい見た目になりました。
まぁ、イベントでやったことではありますが、あれですね。服装も変えないと行けないような、強迫観念に迫られることは理解できました。何より、あの、ブリーチを2回かけた後の髪質…。今となっては懐かしい思い出ですが、くしが通らなかったほどの髪の毛は、ただのバービー人形の髪と一緒じゃないかと、私はそう思います。きっと今後、髪を染める機会はあまりもたないでしょう。
私の大学デビューは、そんなところでした。何と質素なデビューなんでしょう。1ヶ月もしたら髪がプリンになりますから、すぐに戻しましたけどね、黒に。そして特に、ファッションに気を遣うこともなく…。ほぼ毎日同じような服装(ジャージ)になってました。ただ今思うだけでもあまりにもダサかったファッションセンス。今もそうですが、もうちょっとマシなファッションができたように思います…ひどいデビューですね、悪い方に。
新しい出会いと懐かしい出会い
大学が始まり、初めのガイダンスが終わるとそこは、チラシの花道ができてました。そう、部活勧誘の時間です。
毎年恒例だというこの行事は、なかなかにハードでした。紙の花道を通ると、目の前にチラシの山が。私はいつの間に手を前に出していたんだろう…。全部裏紙です。
私は始め、高校でやっていた弓道は続けず、新しい部活をやってみようと考えておりました。しかし、なんとそこで運命の出会いが!僕の隣の出席番号の子が、なんと弓道部だったっていうお話です!弓道ですよ、あのマイナースポーツですよ!(って失礼ですが…)そうなってくると運命を感じてきますよね。
そして、一緒に見学にしようよ、というその言葉に、僕の大学四年間は、決まってしまいました。今思うと必然的な運命だったのかもしれません。だって今でも、毎日トレーニングを重ねているのですから笑
大学弓道
クラスの友人と弓道場へ向かった時、やはりその神聖な道場に足を踏み入れるだけで、私の心は引き戻されました。あの凛とした立ち振る舞い、そして矢が放たれる瞬間。弦の音色。的に当たった時の、パンッ、という軽快な音。全てが私の心をつかんで離しませんでした。
そしてなんといってもユニークな先輩方。笑 本当に個性的でした。冗談なのか嘘なのか、人を信じ込ませるプロやギャンブルで荒稼ぎする人など、飽きない人達でした。
でも実力は持ち合わせており、全国大会経験者や国体選手など、そんな魅力的な先輩方がいらっしゃったおかげで、私は弓道部に入ることを決めました。(あれ、これ、入る理由になってないかも…)とにかく、またあの基礎稽古が始まり、少し懐かしさを感じ、ワクワクした気持ちは止まりませんでした。
寮生活と学校
それからしばらく、寮生活、学校生活、部活生活に明け暮れました。
朝起きてご飯を食べ、学校へ行って終わってすぐ部活。そして寮に戻ってご飯を食べ、それからまた部活に行って遅くまで時間を気にせず練習に励みました。
授業の合間も自主稽古を行い、気が付いた時には、1日の半分以上は弓道場に居座っていた時が多かったです。むしろ泊まった方がいいんじゃないかと思っていましたが、さすがに歩いて10分ほどで着く、自分のベッドには戻らないわけはありませんでした。
幸せサイクル
幸せ、といっても色恋沙汰ではありません。ただの生活に楽しさを感じただけです。
そんな寮生活でも、決まり事はあります。1年目は色々と制限されていたんです。食事の挨拶、お風呂に入る時間、宿直と呼ばれる拘束時間。楽しみが増える一方で、縛られる生活を送っていた私ですが、これが逆に楽しかったんです。まぁ、拘束されるのは嫌でしたが…
2年生になった頃にはほぼ拘束が無くなり、学校でクラスの子と話し、部活動で部員と話す。そして寮に戻ってゆったりと過ごしながら、同級生の人たちと話す。そんな楽しいサイクルを繰り返し、そんなこんなで、あっという間に2年間が過ぎていきました。もちろん、その間にも夜通しで歩くイベントや女子寮の子に告白するなど、いろんなことがありましたが、それはまた別の機会に。
初体験
これまた書き方の問題ですが、色恋沙汰ではありません。ごめんなさい。3年生になると、初めての経験が多くて…環境の変化がさらに加速しました。
まずは寮を出たこと。社会人になる前に、一人暮らしを始めようと思い、やってみました。そして、初めて生活費を稼ぐために、アルバイトを始めました。
この時期からは多忙な日々が始まりましたが、そんな中でも私の楽しみは変わらず、お酒を飲んだり、家に呼んで遊んだり…楽しかったですね。
そんな3年目もあっという間に過ぎ、気がつけば就職試験。あっという間でした。四年目も部活をしながらバイトに行き、就職活動しながら、卒論の準備をし、本当に充実した毎日を送っていました。まぁ、色々ストレスもたまって、その分お金も出て行きましたが、今となっては楽しい楽しい思い出です。
結局楽しいことしかない
ざっくりと書きましたが、これが私の大学生です。楽しかったことしか書いてないですからね、ちょっと誤解されるかもしれませんが、しっかりと単位も取ることも忘れておりません。一度は学業優秀者に選ばれた身ですし!
これを言っておかないとただ遊んだようにしか聞こえないので、言っておきます。そして部活も…全国大会では ベスト16になりました!ほどほどに結果は出しているんですよ!
もう一度大学生の頃に戻れたとすれば、今度はしっかり結果を出したいなと、頭を動かしたいなと、思っております。そして今、この大学人生を振り返ることでやはり、夢を追いかけてる今も間違いなく楽しんでいると思います。
やりたいことをする。これは単純に難しいことではあります。こんな世の中ですし、制約は多いですよね。しかし、やりたいことをするためにはどうするかを考えなければ、やりたいことは一生できません。そんな後悔をするなら、今少しでもやってみて、自分の人生を楽しみたい。そう思います。
今回はあまり参考にはならなかったかもしれませんが、またこういった記事、大学生の時のお話も書ければなと思います。そして、これから大学生になる方へ、何かの参考になればいいなと思います。(グータラ過ごしたら勿体無いよ!という話でした!)
ではまた!
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